ラジオ波とは?ラジオ波の効果について解説

接骨院

皆さんはラジオ波を知っていますか?ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手がコンディション作りに使っていることで注目が集まりました。ラジオ波は治療として使われることが多いため、その効果の有用性から最近では注目が集まってきています。

今回の記事を読むことでラジオ波を受けることで得られる効果を理解することができるようになるでしょう。

ラジオ波とは?

ラジオ波とは電極とアースの間を一秒間に数十万回往復させることで体内の水分や細胞を振動させ、ジュール熱(摩擦熱)を発生させることで体内から熱を生み出し体を深部から温めることができる温熱療法です。

ラジオ波は抵抗の高い箇所に集中するという特性があります。例えば足裏からかけているのに曲げている膝が温かくなったり、筋肉の酷使などにより硬くなってしまった筋肉をとらえその部位を判断して温めることも可能です。そのためその部位に端子を当てなくても遠隔的に効果を出すことができる性質があります。

体の深部から温まる心地よさと治療の効果を実感できる最近注目の機械となります。現在スポーツ選手のコンディショニングや痛みの治療、ダイエットといった様々な業界で使われています。

ラジオ波って痛い?

ラジオ波は施術されている側の感じ方としては特に痛みはなく、ラジオ波治療を行っているお客様からは、温かくて気持ちいい、痛みがなくその箇所が温まり軽くなるといった感想をいただきます。そのため安心して施術を受けられる方が多いです。

ラジオ波の効果

 

ラジオ波にはどういった効果があるのでしょうか?ラジオ波を使うことで得られる効果をここではご紹介していきます。

筋肉・関節の緊張緩和

ラジオ波は深いところにある筋肉・表面にある筋肉どちらも温めることができます。そのため筋肉・関節が凝り固まってしまった場合でも原因の筋肉をしっかり温めることで凝り固まってしまった筋肉の緊張を取り除くことができます

血流量の増加・新陳代謝UP

ラジオ波で深部から温めることで血流量が増加し、体が温まると同時に新陳代謝UPも期待できます。そのため冷え性が酷い方にもおすすめな療法です。冷え性は血流量が滞ってしまうことで起こってくるため、血流量を改善することは冷え性にも効果的といえるでしょう。

特定の症状に対しての痛みの軽減

むちうちやぎっくり腰などを行うと、慢性化していまいその箇所が苦しい、固まって痛いといった症状が出る場合があります。慢性化した箇所には筋肉の硬直、神経の緊張が見られることが多く、その場合に対してもラジオ波は効果的です。筋肉・神経を温めることで筋肉・神経の緊張を緩めることができるため、温めることで痛みの緩和を狙えます。

 

高い疼痛緩和効果と温熱持続性の実証

15分の施術で、温熱の届く深さは5~10cm、体内温度を3~5℃高めます。施術後も体内温度はすぐに下がることがなく、3~4時間維持される特長を持っています。腰痛を含めた様々な疾患に苦しんでいる患者※の81%に対して痛みの軽減に高い効果が認められています。

※ 37名の腰痛患者、1日1回、20分、合計10回治療
※ 引用文献: 腰痛に対する静電容量の電気転送温熱療法の臨床効果Clinical Effect of Capacitive Electric Transfer Hyperthermia Therapy for LumbagoKuniyasu Takahashi 1), Tetsuo Suyama 1), Makiko Onodera 1), Shigeru Hirabayashi 2), Nobuyuki Tsuzuki 2), Li Zhong-Shi 2) 1) Department of Rehabilitation, Saitama Medical Center, Saitama Medical School, Kamoda-Tsujidoumachi 1981, Kawagoe City, Saitama 350-8550, Japan 2) Department of Orthopaedic Surgery, Saitama Medical Center, Saitama Medical School  J.Phys.Ther.Sci.11:45-51,1999 © The Society of Physical Therapy Science
執筆者経歴 高橋 邦泰
前埼玉県立大学 保健医療福祉学部 教授元埼玉医科大学 保健医療学部 教授介護老人保健施設 七里 施設長人間総合科学大学 保健医療学部 客員教授

酒井医療 ラジオスティム説明より引用

自律神経の乱れの改善

自律神経は生活リズムの乱れ、ストレス、睡眠不足などで自律神経の乱れは起こります。

自律神経を乱れないようにするにはストレスを溜めないように体を休ませ、興奮状態を作らないようにすることが大事です。

自律神経の乱れは睡眠障害を起こす可能性があります。しかし、自律神経自体の乱れの原因の一つとしても睡眠不足があげられます。つまりストレスなどで睡眠不足が起こるとより自律神経の乱れに繋がります。自律神経の乱れを整えるには早めの予防、改善が必要になってくるでしょう。

そういった自律神経の乱れにはラジオ波が効果的です。ラジオ波はお風呂に入った時と同じように体をぽかぽかにすることができるためリラックス効果・睡眠促進を促せます。また体を温めると神経の性質上ゆるみやすくなるため、このことからラジオ波は自律神経の乱れにも効果的と言えます。

免疫力の向上

免疫細胞が正常に動けるのは体温がおよそ36.5℃です。そこから1℃体温が上がると5~6倍免疫力が上がります。ただ逆に体温が1℃下がると30%免疫力が下がります。

なぜ体温が免疫力に関わってくるかというと、免疫力の役割は血液内にある白血球で担っています。そのため血液循環が悪くなったり、体温が下がると白血球の活動が鈍くなり免疫力が下がります。

そういった理由からラジオ波を使うことで血液循環を良くし、体温をあげることは免疫力向上に繋がってくるといえるでしょう。定期的な施術で血液循環が良くなり、体内温度の変化も見られるようになります。

脂肪分解効果

ラジオ波の仕組みとしては細胞・水分を高速で振動させることで、体内に熱を発生させて代謝をあげることができます。体を温めることで血液循環、リンパの循環を促し、余分な水分の排出(むくみの原因)や脂肪の塊(セルライト)の改善も期待できます。

腸内環境を整える

最近では運動不足などにより、代謝が落ち低体温(35℃台)の方が増えています。低体温だと血液循環が悪くなり、前述にも書きましたが免疫機能が低下してしまいます。また腸内に滞在している善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌)も低体温だと活動が悪くなってしまうのです。お腹を温めることは善玉菌の活動を活発化させるため、腸内環境を整えるにはとても大事なことです。

さらにラジオ波でお腹を温めると、温まった臓器も活動が活発になり、便秘改善も期待できます。お腹にかけたあと便の調子が良かったという声を聞くため、実際に効果があることがいえます。お腹を温めて腸内環境を整えませんか?

ラジオ波の禁忌

残念ながらラジオ波は全ての人に使えるわけではありません。

下記のような方、部位には使用できません。

  • 体内に金属など埋め込んでいる方(歯科矯正器具を含む)
  • 妊産婦
  • 悪性腫瘍患者
  • 心臓疾患患者
  • 知覚・温感障害のある方
  • 結核患者
  • 乳幼児や意思表示のできない方
  • 頭部・眼球
  • 血栓・動脈硬化などのある部位
  • 皮膚の損傷・炎症部位
  • その他医師が不適当だと判断した方

ラジオスティム

当院で扱っているラジオ波の機器の紹介です。ラジオスティムは酒井医療さんが開発したラジオ波機器となります。ラジオスティムは医療機器としてつくられているため安心安全の機械となり高性能なシステムを組み込んでいます。

酒井医療株式会社

ラジオスティムを開発した酒井医療さんは1881年より、長く医療機器の開発などに携わってきた信頼のある会社様です。医療・福祉・保健といった様々な業界の機器を開発・製造・販売しています。ご興味のある方は下記リンク画像をクリックください。

ラジオスティム事例

ラジオスティムは各競技のプロアスリートが使用しています。

大谷翔平

ベースボールオンラインより引用

https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=002-20211025-31

大谷翔平選手は野球で活躍されておりロサンゼルス・エンゼルスで投手と打者の二刀流で活躍中のメジャーリーガーです。大谷選手もラジオ波をケアとして使われていています。

大迫卓

陸上競技にて多大な成績を収めた長距離ランナーです。現在2022年3月において3000m、5000m競技の日本記録保持者であり、マラソンでも以前に日本記録を持っていた経歴があります。その大迫選手もラジオ波を愛用していました。

菊池遊星

メジャーリガーでトロント・ブルージェイズに所属している投手です。菊池選手は遠征時にも自分のラジオ波を持ち歩き使用しています。

越川優

voreas.inc.より引用

越川選手はビーチバレーボール選手、バレーボール選手であり元日本代表にも選ばれている選手です。越川選手は自分のケアとしてラジオ波を使っているそうです。

接骨院KupuLau紹介

当院接骨院KupuLauは宮城県仙台市にある接骨院です。治療にはラジオ波を使った治療を導入しています。また痛みの治療はもちろん、当院ではパーソナルトレーニングも行っており、ダイエット、リハビリを行うことができます。ダイエットでのラジオ波プログラムも導入しているためご興味のある方は下記Line@QRコードよりご質問・ご予約のメッセージをいただければ返信いたします。

ID sjo3589x

ツイッターDMからでもご質問等受け付けております

ツイッター @KupuLau6

最後に

今回はラジオ波の効果について説明していきました。体を芯から温めることは体に様々なメリットを及ぼします。ラジオ波は治療としてももちろんですが、ダイエットや免疫力をあげるといった効果もあるため、体調を整えるには有効な手段となるでしょう。体を温めることはラジオ波関係なしに免疫力に関わってくるため、寒い時期は特に体を温める意識を持ちましょう。

少しでもラジオ波に興味がありましたら、ご相談だけでもかまいませんのでいつでもご連絡ください。

 

 

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